ノルウェイの森、それよりも、そういえば、それにしても。
えっと、そもそも原作の内容を大分忘れていました。
で、この
内田樹さんのブログで内容を少し再確認し、同時に評論を見てしまったワケです。で、先入観を準備して観たという事です。
前に一度考えたんですが、文章を視覚イメージ化したものを云々議論することは、素敵な事ばかりではないし、経験上辛い事の方が多いような気がします。どれだけ忠実に素晴らしい映像を用意したところで、他の部分でマイナスとされた力が圧倒的に作品の評価を下げてしまうのでしょう。
で、私が感じたこの映画の印象を一つ二つ。まず、この原作で語られているワタナベ君の台詞(例えば
村上春樹twitterみたいな)をそのまま映画の台詞にしちゃうと表現が薄っぺらくなったような、くすぐったいような感じがしたという事。ワタナベ君を語る上でこの特徴的?な話し方は重要だと思うんですが、なんだかしっくりきません、私だけかも知れませんが・・・。
もう一つはカメラが良く動くという事、それに合わせて歩くシーンが多いこと。意味がある事だとは思うのですが、大きな画面で目が疲れました。テレビとか小さい画面でみるとちょうど良いかもしれません。勿論静止画もありますが、とりあえずはカメラワークが印象的でした。
観てしまって言ってもしょうがないのですがノルウェイの森、それよりも「ヤマト」観れば良かったかなぁ。
そういえば初めて観た映画は「ヤマト完結編」だった、同時上映の「幻魔大戦」が見たかったんだけど…。
それにしても、予告編でやってた「あしたのジョー」が面白そうだ。
力石の体がすげぇ、香川照之の丹下段平、そして西田尚美、気になる。
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