「トムとジェリー」は旅人の心を慰める

まつを

2011年12月16日 06:26

皆さんご存知かと思いますが、最近インドのデリーに子守に行って来ました。
私たち家族がインドに居る間、滞在したのがLe Méridien New Delhi というホテル。モダーンでオシャーレ、エレベーターの入り口の壁にモニターが埋め込まれてる。眠らないホテル、24時間営業、一日中「トムとジェリー」が流されているのです、なぜかわかりませんが。ヘビーローテーションなんですよ。

これ証拠写真。
多分20話位をリピートで流してるんだわ、これが。

で、部屋のTVチャンネル表にも" 66 Tom&Jerry "って専用チャンネルがあるのでした。もちろんね、ムスメの興味を引くためですよ、でも親も楽しみたいのですよ。仲良くケンカしなっ♪、ってのを昔観てたから知ってるし。しかし、当のムスメは全く興味を示さない。親ばかり観てましたよ。おかげで異国での寂しさが紛らわされました。いや、素晴らしいですね。で、ここで私は薫陶を受けるわけです、トーマス・キャットとジェリー・マウスから、彼らの素晴らしさを!
英語教育に挫折した私に優しいノンヴァーヴァル。
約7分とおじゃる丸より短いので集中力を必要としない。
ずーっとどたばたケンカしているだけではない!
などなど魅力は沢山あるのです。ホテルでずーっと観てて、観慣れてしまったのが第三期にあたる「Chuck Jones」作品。家に帰ってそれ以前や以後の作品を掻い摘んで試してみたんですけど、やっぱり"Chuck Jones"期のものが良いわぁ。
なんてったってMGMタイトルから続くオープニングがかっこいい。
トム・ジェリー共にキャラクターデザインが良い(かわいい)。
"Chuck Jones"以外は結構言語(英語)表現が出でくる(勉強にはなるけどね)。
昔のものが評価は高いらしいですけど、こればっかりは好みでしょうな。で、DVDほしいな、たしかトムジェリのDVDは安いのがいっぱいあるな、買っちゃおって調べたら、色んな時代のものがバラバラに収録されてんだわ。時系列でないのかな、チャック物だけでいいんだけどな、と思ってたらありました。


Tom and Jerry: The Chuck Jones Collection


皆さん自分の好みがあるかもしれませんが、まずは観てみましょう、パチパチパチ!
"Chuck Jones"第二作目、オペラのアリアを組み合わせた意欲作です。

The Cat Above and the Mouse Below 邦題:オペラ騒動
Tomが歌うのは「セビリアの理髪師」からカヴァティーナ「ラ、ラン、ラ、レーラ…町の何でも屋に」です。



リムジン長っ!レモンを嘗めるジェリーがかわいい。
この歳でカートゥーンにどはまりするとは思ってもみませんでしたわ、皆さんもお気を付け下さい。


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