四国への旅#1
四国へふらりと行って参りました。高松に2泊、帰りは船で1泊の8泊9日の旅。左の地図は訪れた場所とルートを大まかに辿っています。青いしるしが訪れた観光地、黄色いピンが宿泊地です。
思い返せば構想約2日、我ながら行き当たりばったり、良く言えば思い立ったが吉日、なか卯で食券買った時に、店員さんが何か感じ取ったかのように料理を作りだしサーブされるくらい
素早く、実は買った食券の内容が厨房でアナウンスされており、その電子音声が店内にまったくもって筒抜けじゃん、ってぐらい
配慮の無い旅です。上手く行くワケがありませんがこれが旅の醍醐味ですね。
それにつけても寒さに悩まされた四国路でした、瀬戸内といえば、
夏目雅子演じる素敵な先生と
温暖な気候という情報が刷り込まれた昭和40年代後半生まれ、いつの時代にも情報操作があるのだなと、そんな事思う前に四国が寒いという現実に向き合うしかないのでした。
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1月13日(木)
朝から観光なし、一日中移動日です。車での旅、なるべくコストを落とすべく、朝の高速道路の
通勤割引を得るために9時までに吉田の料金所を通過せねばなりません。そのために雪の残る指宿スカイラインを飛ばしに飛ばし、結果的に間に合ったのですが、つぎ込んだガソリンの代金とスカイライン通行料金の上乗せでどこまで安くなったかは解りません。
さて私たちは高速を熊本で降り、57号線を大分県臼杵方向に走ります。なんという山でしょうか?道の駅から、とにかく寒いです、この山の雪こそがこれからの旅を暗示していたのかもしれません。
臼杵に到着。素敵な街で良いとこ探せばザックザク出てくるんでしょうが、お腹のすいた私たちにフェリー乗り場のお姉さんの悲しい一言「
この辺には何もありませんよ」ホントに何も無い臼杵港エリア。とりあえず、良く見つけたなと褒めてあげたくなるような小さな
うどん屋さんに入ります。本場四国を目の前にしてなぜにうどん?そんな思いも多少よぎりましたが、美味しくて温かかった。寒さと空腹でささくれ立った狂気のような心が丸くなります、なんてもちろんフィクション、腹減るたびに優作の映画みたいになってたら疲れますね。
日も暮れかけた頃、愛媛県八幡浜到着。私人生初の四国です。感慨に浸る間も無くすぐに松山市を目指します。四国って結構小さいのね、1時間半ほどで到着。真っ暗で何も見えませんが夜でも明るいネオン街に…。生の鯨の刺身、南予と東予で違う魚の好みなどなど、瀬戸内海の美味しいお魚を堪能した夜でした。
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