中国地方の旅2011 前編
久しくblogを更新出来ておりませんでした。世の中の流行というのでしょうか?Facebookってものをやってまして・・・、いや、更新を忘れてたワケではありませんし、切手はどんどん貯まっていますよ。ただねぇ、画像をねぇ、アップロードするのがメンドクサイんですよ!コレどうにかなりませんか?チェストさん!時間掛かっても良いから、複数選択をワンクリック「ポチッ」とアップ出来ませんかね?
はっ!これが日経紙で吉本隆明さんが言ってた「
発達してしまった科学を後戻りさせるという選択はあり得ない。それは人類をやめろと言うのと同じです。」なんだろうか?
人間の欲と同じく、科学と便利な画像のアップロードは一度味わうと後戻りが出来ないのかも知れませんネ。ウムー。
難しい事はヨソで考える事として、えー、私たちは今回、岡山を目指す事となりました。今までと違うのは、家族3人の移動となるところ。そしてこの記事は、事前にFacebookにアップした画像等を再編集したものとなります。内容はほとんど変わりませんので、悪しからず。
詳しくは私たち親子、岡山県総社市という所を目指します。用事?あまり深く聞かないで下さい、私はもっぱら子守と運転が仕事です。それと今回、画像をアップするのがめんどくさかったので、SkyDriveちゅうWindowsのクラウドみたいなものを使っています。ちゃんとリンクしてないとか、見れないとか、つまんないとか、いろいろご意見をお寄せ下さい。
それでは2011年8月18日~23日の旅のレポートの始まりです。
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18日 福岡に一泊。熊本時代の知り合いW氏と飲み歩き。大名のBAR HARUKIYA店主のおすすめ屋台で夜食を頂く。美味しかったんだけど、バリカタ替玉をしてしまい、その玉が胃にもたれる。若者の街から部外者として拒絶された感あり。
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19日 早朝から博多を出発して、目的地の岡山県総社市に移動。九州から西、大阪まではフェリーでの移動が多かったので、車で走るのは以前鳥取砂丘に行った以来17年ぶりか。
昼食を予定通り尾道ラーメンとする、も!目当ての「朱華園」は11時に行ったのもかかわらず長蛇の列。地元の人も苦笑いする位、いつも並んでいるらしい。
そう苦笑いしてたお菓子屋さんがお勧めしてくれた「めん処みやち」に行く。うるさい人から言わせれば、この店は正確にはうどん屋さんらしく、尾道ラーメンではないとの事。画像は天ぷら中華(大)
目的地、岡山県総社市サントピア岡山総社に到着、ソウジャにトウチャク、なんちて。
ここ総社は古来、この付近の政の中心地だったようです。多くの古墳群、国分寺、そして総社宮。山々の囲まれた地形、中心を流れる高梁川、なんだか守られてる感じと申しますか、子守にはぴったりの場所かもしれません。
大きなプールがあるこの宿泊施設、近県から家族連れ・カップルがわんさかやってきます。私は一人、泣く子を抱えウロウロさまよい歩く3日間えでした。しかし天気が悪かった。籠もりきりのワークショップにはあまり関係ないでしょうけど・・・。
この施設でも、ご時世にあわせて節電対策をとられていましたよ。
あまりに静かで、ほの暗く、ガランとしてたのでバイオハザードを思い出しました。テロップは最近観て面白かった「市川崑物語」に触発されたものです。----------------------------------------------
22日 ワークショップが終わった日曜日午後から移動、一路北へ進路をとる、宿泊地は皆生温泉。大山の雄大な風景に出迎えられ、米子市内を抜ける。南九州の呆気らかんとした雰囲気とは異なる感覚に襲われる。
翌日、嫁さんの知り合いが案内してくれる。水木しげるロードでの一枚。私が言うのもなんだけど、よく笑ってくれる子だ。旅先でもいろんな人に声を掛けられる、特にオバちゃんから。
昼食はやはり名物のお魚を頂きます。まつやの海鮮丼、たしか1450円也。もちろん、ここの海鮮丼の旬は冬だと思うのですが、鯵・ハマチなど、ネットリとしたコクのある日本海ならではの味わいで充分に美味しかったですよ。ご飯は酢飯、この地方独特の魚の味の負けないトロミのあるお醤油ベースの海鮮丼のタレで頂きます。
このお店は地元の方がよく利用するお店で比較的リーズナブルなんだそうです。たしかに「日替わり定食」などなど、普通の食堂のメニューもあります。
でー、この店、実は海道を挟んで島根県にあるのです。この辺りの地形は複雑で面白いですね。ぜひ地図でご確認下さい。つい10年ほど前まで、海を埋め立てる計画があったそうです。
昼食後、中海の中にある大根島の由志園でお茶を頂く、高麗人参入りコーヒー。牡丹と高麗人参の栽培で財を成し、見事な日本庭園があるのです。
雨が降り続く中、中国山地を越えて最後の宿泊地広島市内に入る。広島風お好み焼きと言えば・・・、多くの人がお勧めされるであろう「みっちゃん総本店」に。駅新幹線側名店街、10分ほど並び店内に入る。大きなマヨネーズが気になるムスメ。
さて、やってきたお好み焼き。シンプルな「そば肉玉子」。
余談ですが、僕は初めて行くお店(特に美味しいと言われるとこ)では出来るだけ色々入ってないメニューをオーダーすることにしてます。もちろんいきなりチャーシュー麺なんてオーダーしませんよ。
もぐもぐ・・・、さすがは評判通りおいしい。今まで食べた事のある(ほんの数枚の)広島風お好み焼きの中では群を抜いている。って言うか、ここまで来て「広島」に「風」を付けるのは失礼ですね。ソースなどの味が良いのかもしれないが、一番のポイントは中の層に味がしっかり付いてる事。いろんな味が混ざったマヨネーズの様なソースがどこかしこに含まれている。そのソースは甘みと酸味のバランスが良く、なかなか食べ飽きのしないもの。カチカチでボソボソにならないように、しっかりとソースを全体に行き渡らせ焼くのは技術の賜物でしょう。うーん、やはりシンプルオーダーで良かったと思う。お腹が許すのであればうどん入りに挑戦したかった。
こんなにお好み焼きの事に熱心になったのは生まれて初めてだった。
広島の夜、といってもちょいと疲れた事もありホテルでちょこっと。
おしゃれさんなホテルだったんだけど、晩酌がこれってのは・・・、広島らしくて「いいね!」と慰めてほしいもんだ。あと、ムスメの寝相を気にせずに良いので、是非ともでかいダブルベッドが欲しくなった、ってどこに置くんですか?
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前編はコレ位で。
後編は最終日の広島観光となります。
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