夏の日の1984。
以前から気になっていた同書、なかなか機会が無く(
言い訳)そこまで情熱も無く(
本心)手が伸びなかったのですが、車検の待ち時間にBOOKOFFで購入。そんなに鉄道に興味もないが旅は好きだし、学生の頃18キップで北海道に行った事はある、何だか今どきのアンニュイな恋愛物みたいな動機でゴメンなさい。一番琴線に触れたのは、第一話で
久留里線の事が書かれていたからなのです。
実は私、この沿線の町、
久留里市場という所で夏休みの20日間程滞在した経験があります。えーとその時、羽田行きの飛行機のモニターでは
ロス五輪の開会式の国際映像が流れておりましたので…、
1984年7月28日ということになります。
祖母と弟と一緒に叔母の家に遊びに行ったのですが、まあこれがつまらんのですわ。だって友達はいないし、鉄道が走っているとは言え、故郷とかわらん位田舎だし…。小櫃川で釣りをしたのは憶えています、そのほんの一時ですが、地元の子と仲良くなりました。どうやら私は
釣りキチ少年と認識されてたみたい、確かに竹竿で沢山釣ってました。私の手持ち無沙汰感を察してくれたのか、叔父叔母夫婦が久留里城やら、亀山ダムやら、鴨川シーワールドに連れていってくれたのはありがたかったです。
こんな形で小学校最後の夏休みの事を思い出すとは、思いもよりませんでした。つまんない思い出でも素晴らしい経験となって生きるのかもしれません。
最後に思い出の一杯詰まったロス五輪の開会式の映像をご覧下さい。そういえば時差が東京と-17時間って事だから次の日になるのかな…、なんて細かい事は気にせずどうぞ。
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