まつを家の「愛すべき女たち」

まつを

2011年05月05日 17:00

最近、うちの奥さんと娘を見ると、駆け引きのようなものが存在するように思える、そう、子育ての中に。なんと言うかなぁ、パワーバランス?母親役を演じている?上手に表現出来ないなぁ、そう、私だけが良く解っていないのだ。

そしてそのつど、あの漫画のこのシーンを思い出してしまう。


























愛すべき娘たち (Jets comics) 第一話より よしながふみ


愛しい娘なんだけど、無償の愛が溢れることは少し違う親子の縁、なのかな。殊に実生活、現実社会においては。母である以前に、女であり人間でもある、そしてそんな娘も母になる、みたいな。
正調よしなが節の、ホントに痺れる台詞回しである。


単純な男性の私には(男性をひと括りにしたら失礼か)、母と娘の間にある何となく暗~くてアンタッチャブルな部分など理解出来そうもない。そして、たぶんこれは「女の子の不可解さ」としてすべての男子が一番最初に躓くものじゃないかなぁ?


綱渡り的にさえ見える女性社会のバランス感覚。知らぬ間に母から娘へと、生きる為の教えとばかり受け継がれるのだろうか?そこの娘さんたち、ホントにそうなんでしょうか?


解らないことが多すぎる。だけど、一つだけ確かなことがある。それは・・・、

父親だけ理由もわからず蚊帳の外だということ、寂しいけど。


関連記事