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2010年11月30日

リアル10巻発売。

とっくにご存知の人が多いと思いますが「リア充」という言葉があります。もともと卑下する意味合いだったようですが、最近は特に「あいつはリア充だからいいよな」とか、皮肉のニュアンスを込めた使い方をされているようです。なんだか嫌な言葉ですな。

さて先日、10巻目が発売された「リアル」、購入しました、ほぼ惰性で。年に一度の恒例行事となってしまっている毎年この時期の出版、「あー、今年もそんな時期かー」なんて思わず手を伸ばしちゃう日本人の特性を出版業界に狡猾に利用されているようです。なんなのかなぁ、飽きてしまったのではありませんが、なんだか興が醒めましたわ。惰性で動いてて、身体感覚のリアルさが薄れてたなぁ。
ザ・ベストハウス123って好きな番組だったんですけど、いつの間にか「感動の~」とか「悲劇の~」とかの内容ばかり。「泣ける~」って企画が様々な業界ではやっていたようですが、そんな雰囲気を私がこの漫画にもあるのではと感じてしまったからでしょう。
他人の作り上げたリアルな物事に、プレイヤーとして参加も良いのです。しかし現在の自分を「これは本当の自分ではない」と黙殺して現実に目を向けないのでは何も変わりませんよ。作者がこの「リアル」というタイトルに何を託したのか。もう一度考える機会があればと思います。

えっと、そもそもリアルってどんな意味でしたっけ?


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Posted by まつを at 12:53│Comments(0)漫画・本
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