2011年09月08日
中国地方の旅2011 後編
先日の続き。
23日 朝から宮島観光。初宮島、つうか初広島観光なんですけど。生憎の天気、世界遺産は「平日」や「雨」なんてNGワードも寄せ付けない盛況ぶり。
わざと朝食抜いて早めの昼食。ヨメ、宮島名物「あなご丼」。さっぱりとして美味い、だけどあくまでサッパリ。
そして私、季節はずれの「カキ丼」。だが、味はハズレ無し!ぷっくりとしたカキがタイムトラベラー感を醸しだす。カキのお出汁をまとったキノコ!寄り添うようなワカメ!!そして香りと食感にアクセントを付けるニラ!!!
美味しくて満足だったんだけど、「暖かいお茶はありません」。
なぜかお料理と釣り合いの取れない返事。なぜだ!
さて、肝腎の厳島詣で。小雨が降り続く中、拝殿付近をうろうろ。何だか厳島の「四角」が気になる。
「この神社、大小の四角から成り立っているんだ!」
なんて大げさなヒラメキみたいな物に終始、執着してしまいました。ちなみにバリアフリーになっていた境内ですが、画像の五重塔にはベビーカーでは行けませんでした、残念。
大鳥居を左楽房の柱越しに眺める。
ちょっとした効果を狙ってみたんだけど、枠が出来たことで客観的に見える画像となった。そういえば、昔の写真プリントは必ず白い縁が付いてたなぁ。あちらの方が写真らしくて趣きがある気さえする。良くも悪くも写真が特別な・・・。そう、日常を特別な時間に置き換えることの出来る、非日常化する為のツールだったのかも知れない。
しかし、なぜ縁無しが主流になったのだろう。
厳島神社の本殿。多くの「四角」が混在。
表参道商店街での一コマ。
外国人観光客が多いので、こんな“アサクサミヤゲ”アイテムはもはや鉄板の粋を越えたものがある。
そう、これらの文言自体は土産物でのみ存在を許されているかのよう、もはやわが国を象徴する言葉ではないようだ。
そして私の興味は、その雰囲気の良い「物干し」に移行してしまっていた。
さて、午後からは広島市内にて。まずは平和記念公園付近の散策。まず原爆死没者慰霊碑に向かう。
昨年から「人々の諍い合いを止める手段は無いものか?」と、私なりに本を読んだり、人の話を聞いてみたりと、良く回らない頭なりで考えてきた。嫁さんに奨められた事もあり、フィールドワークとしてまず選んだのがこの地。
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませんから」
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」
一字間違って憶えていた事に気付く。いや、私が読んだ本もが間違っていた。本が間違ってる、なんて後味が悪いので、現地で気付いて良かったと思う。だがなぜ、こんなに大切な文章に誤字が起こってしまうのだろうか。一つ言えること、それは当の間違いの箇所が漢文調で書かれていることであろう。現代風に読めば、自然と「ぬ」ではなく「ん」と読み聞かれ、そう表記してしまう。
話は戻るけども、諍いを止める「負の連鎖」と断ち切る考え方は何となく理解できた。しかし、この考えを皆に浸透させる事が難しい。僕でも解ることだ、それが出来てたらとっくに戦争なんて言葉は無くなっているだろうし、広島に原爆は落とされていないのだろう。
23日 曇り空はあまり時間の経過を感じさせない。
時計の針は4時に差し掛かる、急いで広島現代美術館を目指す。
オノ・ヨーコさんの個展を見に行く。コレクション展も含め、なかなか見ごたえありでした。
画像は《ウィッシュ・ツリー・フォー・ヒロシマ》2011という、オノさんの作品で雨宿りをするムスメ図。
天気変わらず。
広島で、夕方といえば、ナイター。マツダZOOMZOOMスタヂアムへと向かいます。
物心付いた頃、父親と同じ巨人ファン。野球が理解出来るようになった頃、反抗して広島ファン。自称ファン暦長い私ですが、広島でカープ戦を見た事がなかったのです。雨が強くならない事と、屋根付きの席に座れることを祈ってスタヂアムを目指します。
【23日・マツダスタジアム】◇対横浜15回戦◇観衆17,296
小雨の中、三塁側を望む。入ってねー。
ムスメと大泉さん
結果凡打でも、「(球)投げさせたぞー、ドンマイ」などなど暖かい声援が・・・。雨天で平日、少ない観客。それでも溢れんばかりのカープ愛。
三塁側、それ以上に少ない横浜ファン。こちら以上に愛を感じる。
ビールとムスメとミスター
代打、前田!
あえなく三振。
結果0-1、広島らしくしょっぱい試合でした。
だらだらと続いた「中国地方の旅2011」もこれで終わり。
この旅のみやげもんとなったのは、倉敷で購入したこの玉島福だるま。人気があるらしく、大きなサイズは軒並み売り切れ。写真は6号(1~10までサイズがある)。旅をしながらだるまを集めて行きたいなぁ、と今のところノリで考えています。
23日 朝から宮島観光。初宮島、つうか初広島観光なんですけど。生憎の天気、世界遺産は「平日」や「雨」なんてNGワードも寄せ付けない盛況ぶり。
わざと朝食抜いて早めの昼食。ヨメ、宮島名物「あなご丼」。さっぱりとして美味い、だけどあくまでサッパリ。
そして私、季節はずれの「カキ丼」。だが、味はハズレ無し!ぷっくりとしたカキがタイムトラベラー感を醸しだす。カキのお出汁をまとったキノコ!寄り添うようなワカメ!!そして香りと食感にアクセントを付けるニラ!!!
美味しくて満足だったんだけど、「暖かいお茶はありません」。
なぜかお料理と釣り合いの取れない返事。なぜだ!
さて、肝腎の厳島詣で。小雨が降り続く中、拝殿付近をうろうろ。何だか厳島の「四角」が気になる。
「この神社、大小の四角から成り立っているんだ!」
なんて大げさなヒラメキみたいな物に終始、執着してしまいました。ちなみにバリアフリーになっていた境内ですが、画像の五重塔にはベビーカーでは行けませんでした、残念。
大鳥居を左楽房の柱越しに眺める。
ちょっとした効果を狙ってみたんだけど、枠が出来たことで客観的に見える画像となった。そういえば、昔の写真プリントは必ず白い縁が付いてたなぁ。あちらの方が写真らしくて趣きがある気さえする。良くも悪くも写真が特別な・・・。そう、日常を特別な時間に置き換えることの出来る、非日常化する為のツールだったのかも知れない。
しかし、なぜ縁無しが主流になったのだろう。
厳島神社の本殿。多くの「四角」が混在。
表参道商店街での一コマ。
外国人観光客が多いので、こんな“アサクサミヤゲ”アイテムはもはや鉄板の粋を越えたものがある。
そう、これらの文言自体は土産物でのみ存在を許されているかのよう、もはやわが国を象徴する言葉ではないようだ。
そして私の興味は、その雰囲気の良い「物干し」に移行してしまっていた。
さて、午後からは広島市内にて。まずは平和記念公園付近の散策。まず原爆死没者慰霊碑に向かう。
昨年から「人々の諍い合いを止める手段は無いものか?」と、私なりに本を読んだり、人の話を聞いてみたりと、良く回らない頭なりで考えてきた。嫁さんに奨められた事もあり、フィールドワークとしてまず選んだのがこの地。
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませんから」
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」
一字間違って憶えていた事に気付く。いや、私が読んだ本もが間違っていた。本が間違ってる、なんて後味が悪いので、現地で気付いて良かったと思う。だがなぜ、こんなに大切な文章に誤字が起こってしまうのだろうか。一つ言えること、それは当の間違いの箇所が漢文調で書かれていることであろう。現代風に読めば、自然と「ぬ」ではなく「ん」と読み聞かれ、そう表記してしまう。
話は戻るけども、諍いを止める「負の連鎖」と断ち切る考え方は何となく理解できた。しかし、この考えを皆に浸透させる事が難しい。僕でも解ることだ、それが出来てたらとっくに戦争なんて言葉は無くなっているだろうし、広島に原爆は落とされていないのだろう。
23日 曇り空はあまり時間の経過を感じさせない。
時計の針は4時に差し掛かる、急いで広島現代美術館を目指す。
オノ・ヨーコさんの個展を見に行く。コレクション展も含め、なかなか見ごたえありでした。
画像は《ウィッシュ・ツリー・フォー・ヒロシマ》2011という、オノさんの作品で雨宿りをするムスメ図。
天気変わらず。
広島で、夕方といえば、ナイター。マツダZOOMZOOMスタヂアムへと向かいます。
物心付いた頃、父親と同じ巨人ファン。野球が理解出来るようになった頃、反抗して広島ファン。自称ファン暦長い私ですが、広島でカープ戦を見た事がなかったのです。雨が強くならない事と、屋根付きの席に座れることを祈ってスタヂアムを目指します。
【23日・マツダスタジアム】◇対横浜15回戦◇観衆17,296
小雨の中、三塁側を望む。入ってねー。
ムスメと大泉さん
結果凡打でも、「(球)投げさせたぞー、ドンマイ」などなど暖かい声援が・・・。雨天で平日、少ない観客。それでも溢れんばかりのカープ愛。
三塁側、それ以上に少ない横浜ファン。こちら以上に愛を感じる。
ビールとムスメとミスター
代打、前田!
あえなく三振。
結果0-1、広島らしくしょっぱい試合でした。
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だらだらと続いた「中国地方の旅2011」もこれで終わり。
この旅のみやげもんとなったのは、倉敷で購入したこの玉島福だるま。人気があるらしく、大きなサイズは軒並み売り切れ。写真は6号(1~10までサイズがある)。旅をしながらだるまを集めて行きたいなぁ、と今のところノリで考えています。
2011年09月07日
中国地方の旅2011 前編
久しくblogを更新出来ておりませんでした。世の中の流行というのでしょうか?Facebookってものをやってまして・・・、いや、更新を忘れてたワケではありませんし、切手はどんどん貯まっていますよ。ただねぇ、画像をねぇ、アップロードするのがメンドクサイんですよ!コレどうにかなりませんか?チェストさん!時間掛かっても良いから、複数選択をワンクリック「ポチッ」とアップ出来ませんかね?
はっ!これが日経紙で吉本隆明さんが言ってた「発達してしまった科学を後戻りさせるという選択はあり得ない。それは人類をやめろと言うのと同じです。」なんだろうか?
人間の欲と同じく、科学と便利な画像のアップロードは一度味わうと後戻りが出来ないのかも知れませんネ。ウムー。
難しい事はヨソで考える事として、えー、私たちは今回、岡山を目指す事となりました。今までと違うのは、家族3人の移動となるところ。そしてこの記事は、事前にFacebookにアップした画像等を再編集したものとなります。内容はほとんど変わりませんので、悪しからず。
詳しくは私たち親子、岡山県総社市という所を目指します。用事?あまり深く聞かないで下さい、私はもっぱら子守と運転が仕事です。それと今回、画像をアップするのがめんどくさかったので、SkyDriveちゅうWindowsのクラウドみたいなものを使っています。ちゃんとリンクしてないとか、見れないとか、つまんないとか、いろいろご意見をお寄せ下さい。
それでは2011年8月18日~23日の旅のレポートの始まりです。
昼食を予定通り尾道ラーメンとする、も!目当ての「朱華園」は11時に行ったのもかかわらず長蛇の列。地元の人も苦笑いする位、いつも並んでいるらしい。
そう苦笑いしてたお菓子屋さんがお勧めしてくれた「めん処みやち」に行く。うるさい人から言わせれば、この店は正確にはうどん屋さんらしく、尾道ラーメンではないとの事。画像は天ぷら中華(大)
目的地、岡山県総社市サントピア岡山総社に到着、ソウジャにトウチャク、なんちて。
ここ総社は古来、この付近の政の中心地だったようです。多くの古墳群、国分寺、そして総社宮。山々の囲まれた地形、中心を流れる高梁川、なんだか守られてる感じと申しますか、子守にはぴったりの場所かもしれません。
大きなプールがあるこの宿泊施設、近県から家族連れ・カップルがわんさかやってきます。私は一人、泣く子を抱えウロウロさまよい歩く3日間えでした。しかし天気が悪かった。籠もりきりのワークショップにはあまり関係ないでしょうけど・・・。
この施設でも、ご時世にあわせて節電対策をとられていましたよ。
あまりに静かで、ほの暗く、ガランとしてたのでバイオハザードを思い出しました。テロップは最近観て面白かった「市川崑物語」に触発されたものです。
翌日、嫁さんの知り合いが案内してくれる。水木しげるロードでの一枚。私が言うのもなんだけど、よく笑ってくれる子だ。旅先でもいろんな人に声を掛けられる、特にオバちゃんから。
昼食はやはり名物のお魚を頂きます。まつやの海鮮丼、たしか1450円也。もちろん、ここの海鮮丼の旬は冬だと思うのですが、鯵・ハマチなど、ネットリとしたコクのある日本海ならではの味わいで充分に美味しかったですよ。ご飯は酢飯、この地方独特の魚の味の負けないトロミのあるお醤油ベースの海鮮丼のタレで頂きます。
このお店は地元の方がよく利用するお店で比較的リーズナブルなんだそうです。たしかに「日替わり定食」などなど、普通の食堂のメニューもあります。
でー、この店、実は海道を挟んで島根県にあるのです。この辺りの地形は複雑で面白いですね。ぜひ地図でご確認下さい。つい10年ほど前まで、海を埋め立てる計画があったそうです。
昼食後、中海の中にある大根島の由志園でお茶を頂く、高麗人参入りコーヒー。牡丹と高麗人参の栽培で財を成し、見事な日本庭園があるのです。
雨が降り続く中、中国山地を越えて最後の宿泊地広島市内に入る。広島風お好み焼きと言えば・・・、多くの人がお勧めされるであろう「みっちゃん総本店」に。駅新幹線側名店街、10分ほど並び店内に入る。大きなマヨネーズが気になるムスメ。
さて、やってきたお好み焼き。シンプルな「そば肉玉子」。
余談ですが、僕は初めて行くお店(特に美味しいと言われるとこ)では出来るだけ色々入ってないメニューをオーダーすることにしてます。もちろんいきなりチャーシュー麺なんてオーダーしませんよ。
もぐもぐ・・・、さすがは評判通りおいしい。今まで食べた事のある(ほんの数枚の)広島風お好み焼きの中では群を抜いている。って言うか、ここまで来て「広島」に「風」を付けるのは失礼ですね。ソースなどの味が良いのかもしれないが、一番のポイントは中の層に味がしっかり付いてる事。いろんな味が混ざったマヨネーズの様なソースがどこかしこに含まれている。そのソースは甘みと酸味のバランスが良く、なかなか食べ飽きのしないもの。カチカチでボソボソにならないように、しっかりとソースを全体に行き渡らせ焼くのは技術の賜物でしょう。うーん、やはりシンプルオーダーで良かったと思う。お腹が許すのであればうどん入りに挑戦したかった。
こんなにお好み焼きの事に熱心になったのは生まれて初めてだった。
広島の夜、といってもちょいと疲れた事もありホテルでちょこっと。
おしゃれさんなホテルだったんだけど、晩酌がこれってのは・・・、広島らしくて「いいね!」と慰めてほしいもんだ。あと、ムスメの寝相を気にせずに良いので、是非ともでかいダブルベッドが欲しくなった、ってどこに置くんですか?
前編はコレ位で。
後編は最終日の広島観光となります。
はっ!これが日経紙で吉本隆明さんが言ってた「発達してしまった科学を後戻りさせるという選択はあり得ない。それは人類をやめろと言うのと同じです。」なんだろうか?
人間の欲と同じく、科学と便利な画像のアップロードは一度味わうと後戻りが出来ないのかも知れませんネ。ウムー。
より大きな地図で 中国地方の旅2011 を表示
難しい事はヨソで考える事として、えー、私たちは今回、岡山を目指す事となりました。今までと違うのは、家族3人の移動となるところ。そしてこの記事は、事前にFacebookにアップした画像等を再編集したものとなります。内容はほとんど変わりませんので、悪しからず。
詳しくは私たち親子、岡山県総社市という所を目指します。用事?あまり深く聞かないで下さい、私はもっぱら子守と運転が仕事です。それと今回、画像をアップするのがめんどくさかったので、SkyDriveちゅうWindowsのクラウドみたいなものを使っています。ちゃんとリンクしてないとか、見れないとか、つまんないとか、いろいろご意見をお寄せ下さい。
それでは2011年8月18日~23日の旅のレポートの始まりです。
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18日 福岡に一泊。熊本時代の知り合いW氏と飲み歩き。大名のBAR HARUKIYA店主のおすすめ屋台で夜食を頂く。美味しかったんだけど、バリカタ替玉をしてしまい、その玉が胃にもたれる。若者の街から部外者として拒絶された感あり。----------------------------------------------
19日 早朝から博多を出発して、目的地の岡山県総社市に移動。九州から西、大阪まではフェリーでの移動が多かったので、車で走るのは以前鳥取砂丘に行った以来17年ぶりか。昼食を予定通り尾道ラーメンとする、も!目当ての「朱華園」は11時に行ったのもかかわらず長蛇の列。地元の人も苦笑いする位、いつも並んでいるらしい。
そう苦笑いしてたお菓子屋さんがお勧めしてくれた「めん処みやち」に行く。うるさい人から言わせれば、この店は正確にはうどん屋さんらしく、尾道ラーメンではないとの事。画像は天ぷら中華(大)
目的地、岡山県総社市サントピア岡山総社に到着、ソウジャにトウチャク、なんちて。
ここ総社は古来、この付近の政の中心地だったようです。多くの古墳群、国分寺、そして総社宮。山々の囲まれた地形、中心を流れる高梁川、なんだか守られてる感じと申しますか、子守にはぴったりの場所かもしれません。
大きなプールがあるこの宿泊施設、近県から家族連れ・カップルがわんさかやってきます。私は一人、泣く子を抱えウロウロさまよい歩く3日間えでした。しかし天気が悪かった。籠もりきりのワークショップにはあまり関係ないでしょうけど・・・。
この施設でも、ご時世にあわせて節電対策をとられていましたよ。
あまりに静かで、ほの暗く、ガランとしてたのでバイオハザードを思い出しました。テロップは最近観て面白かった「市川崑物語」に触発されたものです。
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22日 ワークショップが終わった日曜日午後から移動、一路北へ進路をとる、宿泊地は皆生温泉。大山の雄大な風景に出迎えられ、米子市内を抜ける。南九州の呆気らかんとした雰囲気とは異なる感覚に襲われる。翌日、嫁さんの知り合いが案内してくれる。水木しげるロードでの一枚。私が言うのもなんだけど、よく笑ってくれる子だ。旅先でもいろんな人に声を掛けられる、特にオバちゃんから。
昼食はやはり名物のお魚を頂きます。まつやの海鮮丼、たしか1450円也。もちろん、ここの海鮮丼の旬は冬だと思うのですが、鯵・ハマチなど、ネットリとしたコクのある日本海ならではの味わいで充分に美味しかったですよ。ご飯は酢飯、この地方独特の魚の味の負けないトロミのあるお醤油ベースの海鮮丼のタレで頂きます。
このお店は地元の方がよく利用するお店で比較的リーズナブルなんだそうです。たしかに「日替わり定食」などなど、普通の食堂のメニューもあります。
でー、この店、実は海道を挟んで島根県にあるのです。この辺りの地形は複雑で面白いですね。ぜひ地図でご確認下さい。つい10年ほど前まで、海を埋め立てる計画があったそうです。
昼食後、中海の中にある大根島の由志園でお茶を頂く、高麗人参入りコーヒー。牡丹と高麗人参の栽培で財を成し、見事な日本庭園があるのです。
雨が降り続く中、中国山地を越えて最後の宿泊地広島市内に入る。広島風お好み焼きと言えば・・・、多くの人がお勧めされるであろう「みっちゃん総本店」に。駅新幹線側名店街、10分ほど並び店内に入る。大きなマヨネーズが気になるムスメ。
さて、やってきたお好み焼き。シンプルな「そば肉玉子」。
余談ですが、僕は初めて行くお店(特に美味しいと言われるとこ)では出来るだけ色々入ってないメニューをオーダーすることにしてます。もちろんいきなりチャーシュー麺なんてオーダーしませんよ。
もぐもぐ・・・、さすがは評判通りおいしい。今まで食べた事のある(ほんの数枚の)広島風お好み焼きの中では群を抜いている。って言うか、ここまで来て「広島」に「風」を付けるのは失礼ですね。ソースなどの味が良いのかもしれないが、一番のポイントは中の層に味がしっかり付いてる事。いろんな味が混ざったマヨネーズの様なソースがどこかしこに含まれている。そのソースは甘みと酸味のバランスが良く、なかなか食べ飽きのしないもの。カチカチでボソボソにならないように、しっかりとソースを全体に行き渡らせ焼くのは技術の賜物でしょう。うーん、やはりシンプルオーダーで良かったと思う。お腹が許すのであればうどん入りに挑戦したかった。
こんなにお好み焼きの事に熱心になったのは生まれて初めてだった。
広島の夜、といってもちょいと疲れた事もありホテルでちょこっと。
おしゃれさんなホテルだったんだけど、晩酌がこれってのは・・・、広島らしくて「いいね!」と慰めてほしいもんだ。あと、ムスメの寝相を気にせずに良いので、是非ともでかいダブルベッドが欲しくなった、ってどこに置くんですか?
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前編はコレ位で。
後編は最終日の広島観光となります。
2011年02月08日
四国の旅#3
1月15日(土)
まずは日本総鎮守大山祇神社にお参りします。大きな神社、戦いの神様ということで刀剣や甲冑が沢山ありました。なかにはそんなに長くっちゃ扱えないっしょと言いたい大太刀があります、国宝でした。タダでさえ寒いのに物凄く切れそうな磨がれた刀を見ると、体感温度がググッと下がります。位隣の建物は海事博物館、大きなスクリューがお出迎えです。

おみくじは「半吉」。私、初めて半吉なるものの存在を知りました。
因みに大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・・・の順だそうです。
宝物館と海事博物館で時間を使いすぎました。近くにある伯方の塩大三島工場へ向います。海岸沿い、海から冷たい風が吹きつけるなかここでしか食べられない塩ソフトクリーム
更に体感温度低下にも拍車がかかりますが、塩の加減が丁度良く、さっぱりとした甘さが引き立ちます。これ、美味しいですよ。指宿名物として是非パクリ検討しましょう!
島を離れ四国に再上陸。実はこの日から四国は天候が悪くなっています。曇り空、雨がぱらつく中、タオルが欲しくなる、今治はタオルの生産地、今治タオル博物館ICHIHIROってお城のような建物に寄ります。多少疲れが出てきていますが、メルヘンのようなタオル、普通のホテル用からさらにフカフカな高級ホテルのタオルまで沢山ありました。是非西山君リーゼントのような悪いタオルも揃えておいて欲しいものです。

時計は午後3時をまわり、私たちは高知に向うべく松山自動車道を川之江JCT向けて走ります。途中、東洋のマチュピチュと言われるマイントピア別子に向います。多少山の手にあるこの施設、東平ゾーンに行きたかったのですが案の定、雨が雪に変わり登れそうにありませんでした。麓の端出場ゾーンで施設の歴史を学んで退散となります。
もう寄る所は無い、後の体力は移動に使う、高知目指して直(ひた)走ります。高知自動車道に入るとトンネルばかり。四国山地の険しさを肌に感じる、外気温は2~0度を指しているのでした。
高知県…、南国とは名ばかりな、指宿と変わらないくらいに寒い。市内に入る頃にはトップリ日も暮れて、単独で建っているビトンショップのデカさに慄きつつホテルに入ります。
本来なら夕食をどこで摂るか、インターネットやガイド本等で探すのが旅の醍醐味。しかし迫りくる寒さと過密スケジュールによる疲れで、私たちの思考能力と行動力は限界に達しているのでした。
そんな緊急事態に私たちがライフラインから選んだのがテレフォン。「おーっ、高野久しぶりー、元気ぃ?」高知に住んだ事のある古い友人にヒントを委ねます。詳しい事態も確認せず彼がすぐに教えてくれたのが「くろそん」「やきぎり」の二つのキーワード。
結構ホテルから近かった。狭い店内、カウンターに腰を下ろすとマスターが「食べれない物はないか?」と聴いてくる。「別にありません」を合図に黒尊劇場の幕が開けるのでした。
その時の内容は当時の臨場感溢れる?ツィートをご覧下さい。あっ、ちなみにマグロではなくかつをの心臓煮付けですねー、ごめんなさい。
←コレが持ち帰ったお寿司、ネタがでかくてシャリが押しつぶされている、ご愛嬌。土佐の豪快さをお寿司から感じ取るとは…。たまたまかもしれませんなぁ、先入観はいかんぜよ。しっかし明らかに皮がコゲとんのよ「やきぎり」皮目がジャリッというかサクッというか。でも香ばしくて美味いのよ、ニンニクと一緒に食べると。これは是非鹿児島でも試さねば!!!
えー、次回4日目は「南国土佐のぶらり旅」ぜんぜんブラリしてないけど乞うご期待!
より大きな地図で2011四国旅行 を表示しませう!!
さて旅も3日目、本日は移動が一日の多くを占めます。早速しまなみ街道、パーキングエリアで朝食を取り島へ渡ります。まずは村上水軍の本拠地があった大島、もちろんありきたりだと思っていたらやはり日本中に沢山ある島名でした。そして塩で有名な伯方島、そして大三島に着きます。実は私の奥さんの祖父母の出身地がここ大三島。彼女も初めて島に来たらしく、感慨深げです。おみくじは「半吉」。私、初めて半吉なるものの存在を知りました。
因みに大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・・・の順だそうです。

更に体感温度低下にも拍車がかかりますが、塩の加減が丁度良く、さっぱりとした甘さが引き立ちます。これ、美味しいですよ。指宿名物として是非
もう寄る所は無い、後の体力は移動に使う、高知目指して直(ひた)走ります。高知自動車道に入るとトンネルばかり。四国山地の険しさを肌に感じる、外気温は2~0度を指しているのでした。
高知県…、南国とは名ばかりな、指宿と変わらないくらいに寒い。市内に入る頃にはトップリ日も暮れて、単独で建っているビトンショップのデカさに慄きつつホテルに入ります。
本来なら夕食をどこで摂るか、インターネットやガイド本等で探すのが旅の醍醐味。しかし迫りくる寒さと過密スケジュールによる疲れで、私たちの思考能力と行動力は限界に達しているのでした。
そんな緊急事態に私たちがライフラインから選んだのがテレフォン。「おーっ、高野久しぶりー、元気ぃ?」高知に住んだ事のある古い友人にヒントを委ねます。詳しい事態も確認せず彼がすぐに教えてくれたのが「くろそん」「やきぎり」の二つのキーワード。
その時の内容は当時の臨場感溢れる?ツィートをご覧下さい。あっ、ちなみにマグロではなくかつをの心臓煮付けですねー、ごめんなさい。
えー、次回4日目は「南国土佐のぶらり旅」ぜんぜんブラリしてないけど乞うご期待!
2011年01月29日
四国の旅#2
1月14日(金)
素敵な洋館で左右非対称、アシンメトリーな日本的な洋館との事です。その奥にある正岡子規と夏目漱石が共に過ごした愚陀佛庵の方が楽しみだったのですが、2010年7月12日の豪雨で発生した大規模土砂崩れにより全壊したそうです。
その萬翠荘のお隣、今や松山といえば早くも年末の放送が待ち遠しい「坂の上の雲ミュージアム」に向います。この建物、かの有名な、自分がデザインした家はしんどいので…、と物言いがはっきりしている安藤忠雄さんの設計。こんな感じで三角形の建物、階段は無く緩やかなスロープを登っていく仕組み、ユニバーサルデザインですね。しかも「坂の上」と掛けた作りになっているとはさすがは巨匠ですね。

日も昇り、だんだん暖かくなったので松山城を目指します。その前に取って付けたような秋山兄弟生誕地(音が出ます)を塀越しに眺め、お城へ登るフォークリフト・ケーブルカー乗り場へ。お尻がちめたい。
私たちには運の悪さも付いて来ているのか?松山城誕生記念日の前日に訪れてしまうとは…。なんて落ち込んでもしょうがない、空いてて良かったねとポジティブシンキングすることにして。しかし4日後の高松にて、とんでもない不幸が私たちを襲うんですけど、だいぶ後日にUPしますんで皆さんその頃にはたぶんお忘れでしょう。

寒い天守閣の入り口すぐに記念メダル販売機を見つけました。早速購入です。裏面のデザインはちゃちいですが表面は城物らしい堂々としたもの、版を作る職人さんもお城だと燃えて(萌えて)くるのでは、なんて勝手に想像してしまいます。

ちゃちゃっとお昼を済ませ、体も冷えたことだし道後温泉本館でひとっ風呂浴びることにします。一番リーズナブルな神の湯階下+貸しタオル(400円+50円)で。軟らかくて熱くなくて良いお湯でした。
風呂上りにちょっと散歩して石手寺に向います。ここは割愛でも良いでしょう、画像は重要文化財の三重塔、これとか山門は見事なのね。裏がヘンテコなものばかりなのでただの珍寺になってますね。
ここで一旦進路を南に、こっそり期待している伊丹十三記念館を目指します。



サムネイルのサイズが開くほどに小さくなるって逆でしょうけど、素敵なパンフレットです。全く職員さん以外人気の無い館内に入ると伊丹さんが←こんな感じ待っていてくれるのでした。私は映画監督の頃の伊丹さんしか知りませんでしたが、色んな事をされていたのですね。


またそのマルチな才能ぶりにビックリです。嫁さんは伊丹さんといえば、「峠の群像」の吉良上野介役が強烈な印象として残っているとのことでした。いやー、素敵な人です。秋山文学に伊丹明朝、伊予の血は素晴らしい人材を世に送ってくれたのですねぇ、ううんうん。感極まってDVDや本、安産祈願で張り子の狛犬なんかいろいろと買っちゃいましたよ。







この街で気になったもの、それは「俳句ポスト」の存在。正岡子規という俳人を生んだ街、皆さん俳句熱が高いご様子。左から、道後温泉本館、石手寺、アーケード内で見かけた俳句ポストです、他にも色んなところで見かけました。散歩しながら市井の景色を眺め、ふと思いついてポストに投函、って寸法でしょうか?お年寄りだけでなく若者も、句詠みに耽りそぞろ歩けば頭も体にも良いって事です。
そういえば「お~い、お茶」のラベルに載っている俳句、たまにすごいのがあったりしますよね。ホントにお前、中学生かよ!みたいな。
さて、まだこの日は終わりませんでお天道様が陰る頃、私たちは山越えルートを通り一路今治市へと向うのでした…、とはいえ小一時間で到着。駅近くのホテルにチェックイン、たまたま近く似合った、たまたま今治焼鳥四天王の一つ「鳥林(とりばやし)」さんに向かいます。とりあえず電話して、「(二名)空いてますよ」と軽く言われたのでこちらも軽い気持ちで伺うとビッチリ満員、辛うじてカウンターが2席空いてるヘビーローテーションで回ってる店でした。
元気が良く、カッコいい大将のオススメで人気のあるものをオーダー、皮、せんざんき、レンコン…。九州では耳慣れない「せんざんき」という焼鳥?WIKIにありました、おいしい。今治の焼鳥の特徴として、①鉄板で焼く②鉄の重たいコテを使い押し付けて焼く③味付けに甘辛いタレを後付け。これだと油も抜けてさっぱり食べれるし、尚且つ焼けるのが早い。しかも歯ごたえがプラスされると良いことだらけ。さらに、(高い備長炭の経費を考えながら)眉間に皴を寄せ焼き加減を確かめている炭火焼おやじの顔を見なくてすむのです。
初日なのでテンション高め、体力もまだまだ充分でトピック満載の松山~今治でした。次回はしまなみ街道を通り大三島、途中寄り道をして一気に高知県を目指します。
より大きな地図で 2011四国旅行 を表示してちょ!!!
予想通りですねこの寒さ、松山の朝。それなりに早起きしてホテルの近くから観光します。まずは萬翠荘。



風呂上りにちょっと散歩して石手寺に向います。ここは割愛でも良いでしょう、画像は重要文化財の三重塔、これとか山門は見事なのね。裏がヘンテコなものばかりなのでただの珍寺になってますね。
ここで一旦進路を南に、こっそり期待している伊丹十三記念館を目指します。





そういえば「お~い、お茶」のラベルに載っている俳句、たまにすごいのがあったりしますよね。ホントにお前、中学生かよ!みたいな。
元気が良く、カッコいい大将のオススメで人気のあるものをオーダー、皮、せんざんき、レンコン…。九州では耳慣れない「せんざんき」という焼鳥?WIKIにありました、おいしい。今治の焼鳥の特徴として、①鉄板で焼く②鉄の重たいコテを使い押し付けて焼く③味付けに甘辛いタレを後付け。これだと油も抜けてさっぱり食べれるし、尚且つ焼けるのが早い。しかも歯ごたえがプラスされると良いことだらけ。さらに、(高い備長炭の経費を考えながら)眉間に皴を寄せ焼き加減を確かめている炭火焼おやじの顔を見なくてすむのです。
初日なのでテンション高め、体力もまだまだ充分でトピック満載の松山~今治でした。次回はしまなみ街道を通り大三島、途中寄り道をして一気に高知県を目指します。
2011年01月24日
四国への旅#1
四国へふらりと行って参りました。高松に2泊、帰りは船で1泊の8泊9日の旅。左の地図は訪れた場所とルートを大まかに辿っています。青いしるしが訪れた観光地、黄色いピンが宿泊地です。
思い返せば構想約2日、我ながら行き当たりばったり、良く言えば思い立ったが吉日、なか卯で食券買った時に、店員さんが何か感じ取ったかのように料理を作りだしサーブされるくらい素早く、実は買った食券の内容が厨房でアナウンスされており、その電子音声が店内にまったくもって筒抜けじゃん、ってぐらい配慮の無い旅です。上手く行くワケがありませんがこれが旅の醍醐味ですね。
それにつけても寒さに悩まされた四国路でした、瀬戸内といえば、夏目雅子演じる素敵な先生と温暖な気候という情報が刷り込まれた昭和40年代後半生まれ、いつの時代にも情報操作があるのだなと、そんな事思う前に四国が寒いという現実に向き合うしかないのでした。
より大きな地図で2011四国旅行 を表示しましょう!
1月13日(木)
朝から観光なし、一日中移動日です。車での旅、なるべくコストを落とすべく、朝の高速道路の通勤割引を得るために9時までに吉田の料金所を通過せねばなりません。そのために雪の残る指宿スカイラインを飛ばしに飛ばし、結果的に間に合ったのですが、つぎ込んだガソリンの代金とスカイライン通行料金の上乗せでどこまで安くなったかは解りません。


さて私たちは高速を熊本で降り、57号線を大分県臼杵方向に走ります。なんという山でしょうか?道の駅から、とにかく寒いです、この山の雪こそがこれからの旅を暗示していたのかもしれません。
臼杵に到着。素敵な街で良いとこ探せばザックザク出てくるんでしょうが、お腹のすいた私たちにフェリー乗り場のお姉さんの悲しい一言「この辺には何もありませんよ」ホントに何も無い臼杵港エリア。とりあえず、良く見つけたなと褒めてあげたくなるような小さなうどん屋さんに入ります。本場四国を目の前にしてなぜにうどん?そんな思いも多少よぎりましたが、美味しくて温かかった。寒さと空腹でささくれ立った狂気のような心が丸くなります、なんてもちろんフィクション、腹減るたびに優作の映画みたいになってたら疲れますね。





日も暮れかけた頃、愛媛県八幡浜到着。私人生初の四国です。感慨に浸る間も無くすぐに松山市を目指します。四国って結構小さいのね、1時間半ほどで到着。真っ暗で何も見えませんが夜でも明るいネオン街に…。生の鯨の刺身、南予と東予で違う魚の好みなどなど、瀬戸内海の美味しいお魚を堪能した夜でした。
思い返せば構想約2日、我ながら行き当たりばったり、良く言えば思い立ったが吉日、なか卯で食券買った時に、店員さんが何か感じ取ったかのように料理を作りだしサーブされるくらい素早く、実は買った食券の内容が厨房でアナウンスされており、その電子音声が店内にまったくもって筒抜けじゃん、ってぐらい配慮の無い旅です。上手く行くワケがありませんがこれが旅の醍醐味ですね。
それにつけても寒さに悩まされた四国路でした、瀬戸内といえば、夏目雅子演じる素敵な先生と温暖な気候という情報が刷り込まれた昭和40年代後半生まれ、いつの時代にも情報操作があるのだなと、そんな事思う前に四国が寒いという現実に向き合うしかないのでした。
より大きな地図で2011四国旅行 を表示しましょう!
1月13日(木)
朝から観光なし、一日中移動日です。車での旅、なるべくコストを落とすべく、朝の高速道路の通勤割引を得るために9時までに吉田の料金所を通過せねばなりません。そのために雪の残る指宿スカイラインを飛ばしに飛ばし、結果的に間に合ったのですが、つぎ込んだガソリンの代金とスカイライン通行料金の上乗せでどこまで安くなったかは解りません。
さて私たちは高速を熊本で降り、57号線を大分県臼杵方向に走ります。なんという山でしょうか?道の駅から、とにかく寒いです、この山の雪こそがこれからの旅を暗示していたのかもしれません。
臼杵に到着。素敵な街で良いとこ探せばザックザク出てくるんでしょうが、お腹のすいた私たちにフェリー乗り場のお姉さんの悲しい一言「この辺には何もありませんよ」ホントに何も無い臼杵港エリア。とりあえず、良く見つけたなと褒めてあげたくなるような小さなうどん屋さんに入ります。本場四国を目の前にしてなぜにうどん?そんな思いも多少よぎりましたが、美味しくて温かかった。寒さと空腹でささくれ立った狂気のような心が丸くなります、なんてもちろんフィクション、腹減るたびに優作の映画みたいになってたら疲れますね。
日も暮れかけた頃、愛媛県八幡浜到着。私人生初の四国です。感慨に浸る間も無くすぐに松山市を目指します。四国って結構小さいのね、1時間半ほどで到着。真っ暗で何も見えませんが夜でも明るいネオン街に…。生の鯨の刺身、南予と東予で違う魚の好みなどなど、瀬戸内海の美味しいお魚を堪能した夜でした。
2011年01月12日
2010年12月08日
ちょっとだけ長い旅 緬甸・バガン前編
ミンガラーバー(こんにちは)、久方ぶりのミャンマー旅の思い出コーナーです。
観るだけでうんざりしてたバガン行きの映像を編集しました、といってもまだ1/3程度ですよ、仏塔の映像はことごとく割愛、だってガイドさんが熱心に説明してくれるのに、飽きて生返事ばかりしている私の声が入りまくりではご覧になる方のテンション下がりますので。どれ、物言わぬ静止画像をご紹介しましょうか。






一番左はミャンマーで一番信頼のおける?エアバガンの国内線チケットです。この日は3:30起きーの、4:30ホテル出ぇーの、ドアの良く閉まらないタクシーを値切りーの、着いたら誰もいないーの、でホッと一息ついてなぜかチケットをパチリーの、でした。動かない仏塔などの画像が多いこの旅、しかしなぜかピンボケ多し、得手不得手を超えた自然の力を感じずにおられません。
で、三枚目の画像、金ぴかの仏塔の祭壇付近の窪み。これは間違ってシャッターを切った画像ではなくて、意図的に作られた窪みを意図的に撮ったもの。王様しか直接仏塔を見ることが出来なかった為、他の人は跪きこの窪みの水面に写った仏塔を見たそうです。一番右は可哀相な王様と王妃様。






こちらは見ての通り、仏塔です、大小様々、壊れて入れなかったり登れなかったり、綺麗に直ってたり祟りがあるからと直してくれなかったりと悲喜交交・・・。訪れたのは雨季になる直前、一番カラッカラに乾燥している時です、暑いんだわ。雨が降れば緑が多少は茂るとの事ですが、昔の様には戻りません。沢山の仏塔を作る為にレンガを焼く、その為に木をぜーんぶ燃やしちゃったそうです。夕日の画像、遠くに見えるのはイラーワディー川、私は昔イラワジ川と習いました。そうでした、ここは昔ビルマと呼ばれた国でした。
さて肝心の映像はヤンゴン(ラングーン)の空港から始まります。朝、空港内で撮影してたら「撮るな!」って書いてある看板を撮っちゃいました。また入国したいので、この映像は控えます。でもって仏塔に登って夕日を見るところまで。惜しむらくは夕日が綺麗に写ってない事。ですが、どんな素晴らしい映像も現地で肉眼で見る事には敵いませんよ、見るってよりも感じるって言葉がシックリくるでしょうか?
映像に入る前に・・・、私が使っているWindows Live ムービーメーカー、使ってないうちに機能が増えておりました。多少は以前より見やすいものになっているかも知れません、私の努力の賜物ではまったくもってございませんので。
さてご無沙汰しておりました2010年4月28日水曜日、バガンでの映像です。
このバガン行き、あと2本出来るでしょうか?1本でまとめたいなぁ。とても素敵なリゾートホテルでリラックスしたり、イラーワディー川クルーズ、セレブ気分で馬車に揺られたり、テンション高めで早起きして散歩とかしちゃってます・・・。って、年内に編集出来るかな?乞うご期待!!
観るだけでうんざりしてたバガン行きの映像を編集しました、といってもまだ1/3程度ですよ、仏塔の映像はことごとく割愛、だってガイドさんが熱心に説明してくれるのに、飽きて生返事ばかりしている私の声が入りまくりではご覧になる方のテンション下がりますので。どれ、物言わぬ静止画像をご紹介しましょうか。






一番左はミャンマーで一番信頼のおける?エアバガンの国内線チケットです。この日は3:30起きーの、4:30ホテル出ぇーの、ドアの良く閉まらないタクシーを値切りーの、着いたら誰もいないーの、でホッと一息ついてなぜかチケットをパチリーの、でした。動かない仏塔などの画像が多いこの旅、しかしなぜかピンボケ多し、得手不得手を超えた自然の力を感じずにおられません。
で、三枚目の画像、金ぴかの仏塔の祭壇付近の窪み。これは間違ってシャッターを切った画像ではなくて、意図的に作られた窪みを意図的に撮ったもの。王様しか直接仏塔を見ることが出来なかった為、他の人は跪きこの窪みの水面に写った仏塔を見たそうです。一番右は可哀相な王様と王妃様。






こちらは見ての通り、仏塔です、大小様々、壊れて入れなかったり登れなかったり、綺麗に直ってたり祟りがあるからと直してくれなかったりと悲喜交交・・・。訪れたのは雨季になる直前、一番カラッカラに乾燥している時です、暑いんだわ。雨が降れば緑が多少は茂るとの事ですが、昔の様には戻りません。沢山の仏塔を作る為にレンガを焼く、その為に木をぜーんぶ燃やしちゃったそうです。夕日の画像、遠くに見えるのはイラーワディー川、私は昔イラワジ川と習いました。そうでした、ここは昔ビルマと呼ばれた国でした。
さて肝心の映像はヤンゴン(ラングーン)の空港から始まります。朝、空港内で撮影してたら「撮るな!」って書いてある看板を撮っちゃいました。また入国したいので、この映像は控えます。でもって仏塔に登って夕日を見るところまで。惜しむらくは夕日が綺麗に写ってない事。ですが、どんな素晴らしい映像も現地で肉眼で見る事には敵いませんよ、見るってよりも感じるって言葉がシックリくるでしょうか?
映像に入る前に・・・、私が使っているWindows Live ムービーメーカー、使ってないうちに機能が増えておりました。多少は以前より見やすいものになっているかも知れません、私の努力の賜物ではまったくもってございませんので。
さてご無沙汰しておりました2010年4月28日水曜日、バガンでの映像です。
このバガン行き、あと2本出来るでしょうか?1本でまとめたいなぁ。とても素敵なリゾートホテルでリラックスしたり、イラーワディー川クルーズ、セレブ気分で馬車に揺られたり、テンション高めで早起きして散歩とかしちゃってます・・・。って、年内に編集出来るかな?乞うご期待!!
2010年06月02日
ちょっとだけ長い旅 緬甸編 今日はカソン祭の巻
前回は変な動画ですみませんでした。編集がなかなか上手くいかず、探り探りPCと相談しながらやっております。
画像の容量がPCのスペックを超えているのか?加工した動画が綺麗に繋がらなくてイライラしたり、ドライバーとしてハンディーカムに付いて来たPMB(Picture Motion Browser)、編集機能は少ないんですがトリミングでは一番役に立ったりとソフトを使い分け、なんとか形になりつつあります。お見苦しい点も多々あるかと思いますが、ご容赦下さいませ。
さて、これまで全く触れておりませんでしたが、旅の一番の楽しみといえば、やっぱり飯です。





まずは福岡空港までさかのぼりましょう。福岡といえばゴボ天うどん、ミャンマーに行ったらちゃんと食べられる物があるだろうか?そんな心配なんて微塵もなく、ただただ美味しかったです。
これはお約束ですね、バンコク行きのタイ航空機内食、福岡発なので日本人向けのテリヤキティキンです。さて次はヤンゴン行き、1時間強で到着なのでバタバタですが、やっつけ仕事のように食事が出ます。海老春雨サラダ、程よいパクチーの香りで美味し、隣は少し甘いキッシュのような食べ物。入国カードとか書いてたらあっという間にヤンゴンでした、ちなみにバンコク~ヤンゴンはほぼ満席。
到着してすぐ、小腹が空いたのでシャン族の食堂に。「シャンカオスエ」、カオスエとは緬という意味との事。
フォーに似た感じでしたが、スープに少しコクがあり、米緬はコシがあって美味し。肉まんとビールでとりあえず腹一杯。停電だった為ジェネレーターがうるさく、それでも暗い店内。あえてフラッシュ焚いてよかった。しかしそんな事も気にならない位美味しいのでした。
んで最後、2日目チャイティーヨーに行く途中の朝食、焼き飯?っうか和え飯?なんだか解らんが美味かった。パパイヤサラダと瓜のスープ、最後に極甘コーヒーでしめて約170円也。お昼はチャイティーヨー頂上で食べたのですが問題外だった為、割愛。
さて本題の滞在3日目のヤンゴン観光に移ります。ミャンマーに来て初めてぐっすり眠れました。映像の他にもうろうろした所はあるのですが、カソン祭で賑わう2つの仏塔をご紹介致します。日中は約40度、なんでこんなシーズンに来たんだ?なんて後悔しましたが、このカソン祭(2の月の最初の満月の日)にここに来れたと考えたらむしろ良かったのかも知れません。満月に照らされ黄金に輝くシュエダゴォン・パヤーは見ものです!それと欧米化が見え隠れするこの国ですが、この日ばかりはとヤンゴンっ子の伝統的なファッション、ロンジー着用率が高い事も今回の見所です、タナカをしている女性もいましたよ。
それではご覧下さい。2010年4月27日火曜日の映像です。
さて次回は、大河と荒野に抱かれて1泊2日バガンの旅編(仮題)です。
この2日間は調子に乗って撮りすぎちゃって映像数が膨大です、編集に時間が(ものすごく)かかると思います。ぼちぼちやります。
画像の容量がPCのスペックを超えているのか?加工した動画が綺麗に繋がらなくてイライラしたり、ドライバーとしてハンディーカムに付いて来たPMB(Picture Motion Browser)、編集機能は少ないんですがトリミングでは一番役に立ったりとソフトを使い分け、なんとか形になりつつあります。お見苦しい点も多々あるかと思いますが、ご容赦下さいませ。
さて、これまで全く触れておりませんでしたが、旅の一番の楽しみといえば、やっぱり飯です。
まずは福岡空港までさかのぼりましょう。福岡といえばゴボ天うどん、ミャンマーに行ったらちゃんと食べられる物があるだろうか?そんな心配なんて微塵もなく、ただただ美味しかったです。
これはお約束ですね、バンコク行きのタイ航空機内食、福岡発なので日本人向けのテリヤキティキンです。さて次はヤンゴン行き、1時間強で到着なのでバタバタですが、やっつけ仕事のように食事が出ます。海老春雨サラダ、程よいパクチーの香りで美味し、隣は少し甘いキッシュのような食べ物。入国カードとか書いてたらあっという間にヤンゴンでした、ちなみにバンコク~ヤンゴンはほぼ満席。
到着してすぐ、小腹が空いたのでシャン族の食堂に。「シャンカオスエ」、カオスエとは緬という意味との事。
フォーに似た感じでしたが、スープに少しコクがあり、米緬はコシがあって美味し。肉まんとビールでとりあえず腹一杯。停電だった為ジェネレーターがうるさく、それでも暗い店内。あえてフラッシュ焚いてよかった。しかしそんな事も気にならない位美味しいのでした。
んで最後、2日目チャイティーヨーに行く途中の朝食、焼き飯?っうか和え飯?なんだか解らんが美味かった。パパイヤサラダと瓜のスープ、最後に極甘コーヒーでしめて約170円也。お昼はチャイティーヨー頂上で食べたのですが問題外だった為、割愛。
さて本題の滞在3日目のヤンゴン観光に移ります。ミャンマーに来て初めてぐっすり眠れました。映像の他にもうろうろした所はあるのですが、カソン祭で賑わう2つの仏塔をご紹介致します。日中は約40度、なんでこんなシーズンに来たんだ?なんて後悔しましたが、このカソン祭(2の月の最初の満月の日)にここに来れたと考えたらむしろ良かったのかも知れません。満月に照らされ黄金に輝くシュエダゴォン・パヤーは見ものです!それと欧米化が見え隠れするこの国ですが、この日ばかりはとヤンゴンっ子の伝統的なファッション、ロンジー着用率が高い事も今回の見所です、タナカをしている女性もいましたよ。
それではご覧下さい。2010年4月27日火曜日の映像です。
さて次回は、大河と荒野に抱かれて1泊2日バガンの旅編(仮題)です。
この2日間は調子に乗って撮りすぎちゃって映像数が膨大です、編集に時間が(ものすごく)かかると思います。ぼちぼちやります。
2010年05月27日
ちょっとだけ長い旅 チャイティーヨー編のおまけ
日本とミャンマーとの時差は-2.5時間。まぁ、久しぶりの海外旅行に、それも一人で行って、しかも軍事政権下のミャンマーって事なので、寝不足ながらもかなりテンション高めでこなしたこの日の行程ですが、チャイティーヨーに行けた(無事日帰りで帰ってこれた)ってことで一気にミャンマー慣れした次第でございます。





ご紹介出来なかったものを少し。
ミャンマーの人は必ず知っている?聖人と龍の子の物語の一幕を再現したもの。赤い帽子が聖人、顔立ちになんだか親しみが持てます、で、その隣の女性が龍の子、黒木メイサ風の美人ちゃんです。
私たちを麓(ヤテタウン)まで運んでくれたピックアップトラック。いやー、怖かったですよ。もし今後乗る機会のある方は、荷台最前列に割り込んででも座って下さい。疲れ方がぜんぜん違います!
麓のカフェーにて。早々にチャイティーヨー観光を終え、頂上のホテルでお昼を食べた後、麓までおります。-20~-40%の勾配ですから下りも一苦労です、膝にきますね。往路の教訓から、帰りは追加料金を払ってトラックの助手席にアップグレードします(貨物席からファーストへ、まさにバリバリバリューだ)。早く帰ろうとトラックまで行ったのですが、乗客が一杯にならないと走らないんですよ。ちょうど一番暑い時間帯、気温は40度近い、人の流れはピタリと止んで待つ事1時間、さすがにみんな待っていられずに、足りない人数の運賃を折半することで動き出しました、私は200円程追加。
最後はちょっと真面目に。1980年代までこの辺りはブラックゾーンで、反政府ゲリラが沢山いて軍事的重要地域だったとのこと。外国人が入れる事はまずなかったらしい。(鳥頭紀行くりくり編 鴨志田穣)動画にも出てきたモン州チャイティーヨーまでの俯瞰図なのだが、google map等で調べるも、オフィシャルにチャイティヨー・キンブン・ヤテタウンという地名が出てこないのは、未だに軍事政府が対外的に公にしたくないって事なのだろうか?そういえばヤンゴンには結構いた欧米の観光客の姿が見えない気がした。
あとこれは観光客の勝手な意見なんですけど、頂上まで沢山あった土産屋と休憩所の人達、そこに住んでるとはいえプラスチック製品なんかを道端で燃やすのは止めて欲しい。ただでさえ過酷な登りなのに、毒ガスで弱らせようって姑息な魂胆かと勘違いされますよ、合わせて店の裏にゴミを投棄するのも考えモンだ、聖なる山じゃないのか?
さてここでおまけ動画をどうぞ。みんな日陰から出てこないヤテタウン、そこから走り出したトラックのオンボードカメラ(フロントガラスにヒビ有り)、ヤンゴンへ向かう車窓からです。ヤンゴン市内では見ることのないオートバイも走ってますよ。下りもハードなんですが、現実味を出さないよう、畠山美由紀さんの素敵な歌声でごまかしました。だんだん使い慣れてきた、movie makerで遊びながら作りましたので、ごちゃごちゃした、見難い映像となっております。
本来であればこの下に本編映像を入れるのですが、なかなか時間がかかっております。今回はコレぐらいで・・・。
次回はヤンゴンの寺院観光、ちょうど良かった今日はカソン祭編(仮題)をお送り致します。

ご紹介出来なかったものを少し。
ミャンマーの人は必ず知っている?聖人と龍の子の物語の一幕を再現したもの。赤い帽子が聖人、顔立ちになんだか親しみが持てます、で、その隣の女性が龍の子、黒木メイサ風の美人ちゃんです。
私たちを麓(ヤテタウン)まで運んでくれたピックアップトラック。いやー、怖かったですよ。もし今後乗る機会のある方は、荷台最前列に割り込んででも座って下さい。疲れ方がぜんぜん違います!
麓のカフェーにて。早々にチャイティーヨー観光を終え、頂上のホテルでお昼を食べた後、麓までおります。-20~-40%の勾配ですから下りも一苦労です、膝にきますね。往路の教訓から、帰りは追加料金を払ってトラックの助手席にアップグレードします(貨物席からファーストへ、まさにバリバリバリューだ)。早く帰ろうとトラックまで行ったのですが、乗客が一杯にならないと走らないんですよ。ちょうど一番暑い時間帯、気温は40度近い、人の流れはピタリと止んで待つ事1時間、さすがにみんな待っていられずに、足りない人数の運賃を折半することで動き出しました、私は200円程追加。
最後はちょっと真面目に。1980年代までこの辺りはブラックゾーンで、反政府ゲリラが沢山いて軍事的重要地域だったとのこと。外国人が入れる事はまずなかったらしい。(鳥頭紀行くりくり編 鴨志田穣)動画にも出てきたモン州チャイティーヨーまでの俯瞰図なのだが、google map等で調べるも、オフィシャルにチャイティヨー・キンブン・ヤテタウンという地名が出てこないのは、未だに軍事政府が対外的に公にしたくないって事なのだろうか?そういえばヤンゴンには結構いた欧米の観光客の姿が見えない気がした。
あとこれは観光客の勝手な意見なんですけど、頂上まで沢山あった土産屋と休憩所の人達、そこに住んでるとはいえプラスチック製品なんかを道端で燃やすのは止めて欲しい。ただでさえ過酷な登りなのに、毒ガスで弱らせようって姑息な魂胆かと勘違いされますよ、合わせて店の裏にゴミを投棄するのも考えモンだ、聖なる山じゃないのか?
さてここでおまけ動画をどうぞ。みんな日陰から出てこないヤテタウン、そこから走り出したトラックのオンボードカメラ(フロントガラスにヒビ有り)、ヤンゴンへ向かう車窓からです。ヤンゴン市内では見ることのないオートバイも走ってますよ。下りもハードなんですが、現実味を出さないよう、畠山美由紀さんの素敵な歌声でごまかしました。だんだん使い慣れてきた、movie makerで遊びながら作りましたので、ごちゃごちゃした、見難い映像となっております。
本来であればこの下に本編映像を入れるのですが、なかなか時間がかかっております。今回はコレぐらいで・・・。
次回はヤンゴンの寺院観光、ちょうど良かった今日はカソン祭編(仮題)をお送り致します。
タグ :ミャンマー
2010年05月21日
ちょっとだけ長い旅 緬甸編 いつか見た風景の巻
皆さんヤンゴンの夜のドライブ、楽しんで頂けましたでしょうか?
ごらんの通り(電力事情が悪い為か)街灯が少なく、暗い映像が続きます。ナンバープレートはキュートなんですが、走っているのは見慣れた日本車、それも古いものばかりです。もちろん中古車を輸入して走らせているんですね、詳しいシステムは解らないのですが、少し前まで関税率100%みたいなもんだったらしいです。(50万だったら100万、平均月収は日本の40分の1)ミャンマー人の皆さん運転が多少荒い、ほぼすべての車が右ハンドルで、右側通行しなければなりませんので慣れていない日本人は気が気ではありません。

えー、画像はお坊さんが乗り合いタクシーに乗っている件について。
さて、すばらしき緬甸の旅、是非久米明さんにナレーションをお願いしたいのですが(もしくはタモリのものまね、百歩譲って大泉さんで)チャイティーヨー編です。私をこの旅にかきたてた最大の要因はこの石を見に行く事。旅のしおりの通り、強行軍で有無をを言わせないハードスケジュールで進む旅です。大した内容ではございませんが、まずはご覧になって下さい。今回は忘れずにワイド画面比となっております。
ではどうぞ、2010年4月26日月曜日の映像です。
ごらんの通り(電力事情が悪い為か)街灯が少なく、暗い映像が続きます。ナンバープレートはキュートなんですが、走っているのは見慣れた日本車、それも古いものばかりです。もちろん中古車を輸入して走らせているんですね、詳しいシステムは解らないのですが、少し前まで関税率100%みたいなもんだったらしいです。(50万だったら100万、平均月収は日本の40分の1)ミャンマー人の皆さん運転が多少荒い、ほぼすべての車が右ハンドルで、右側通行しなければなりませんので慣れていない日本人は気が気ではありません。
えー、画像はお坊さんが乗り合いタクシーに乗っている件について。

ではどうぞ、2010年4月26日月曜日の映像です。